小椋冬美がリップスティックグラフィティを描かなかったら
僕の人生は変わっていた。断言。
妹の買っていた「りぼん」という少女マンガ。
やたら目が大きいキャラクターたちの雑誌。
ぼくは少年ジャンプ以下、習慣漫画雑誌がなぜだか苦手で。
少年チャンピオンを立ち読みする程度だった。
単行本は好きだったんだけど。
りぼんは、すっと入ってきた。
そのなかでも一番は小椋冬美のマンガ。
小椋冬美の描く目のたれた女の子が好きで。
これって今で言う「二次元」だなー
リップスティックグラフィティ
さよならなんていえない
この2作を読んで
ロックバンドをはじめたりした率は、きっとNanaより多いはず。(笑)
めんたいろっくを好きだと公言していたので
そういのが好きだといいづらかった。
話がそれたけど。
小椋冬美。
岡崎京子より前に、ぼくはこの人の洗礼を受けた。
「さよならなんていえない」のライブシーンは、すさまじくかっこよかった。
最近ようやく、オークションや古本屋で見つけた。
もう30年もたったけど。
あっちこっちで言ってるけど
僕が妻と結婚したのは
妻が小椋冬美の描くキャラクターにそっくりだったから。